トライアル雇用のメリットとデメリット

9月 20th, 2014

トライアル雇用とは、ハローワークの紹介によって、最大三ヶ月という短期間の試用期間を設けて雇用し、企業と労働者がお互いに適していると判断し、契約期間満了後に両方が合意すれば本採用になるという制度です。
これまで希望する職に就職したものの、想像していた環境と違ったり、職種が違っていたということが多くあり、そんな状態を改善するために人材紹介を行う事業者が導入した制度です。
しかし、トライアル雇用は、契約が満了した時点で必ずしも正社員として採用しなくてはならないわけではなく、採用は強制ではありません。
トライアル雇用のメリットは、使用者の立場であると、労働者の持つ能力などを見極めてから本採用できることと、国から補助金が支給されるのでトライアル雇用による労働者の雇用をすることにより、金銭的利点が生まれます。
労働者としては、お試し期間という名目で職場の雰囲気や仕事内容を知ることができますから、非正規雇用よりも意義のあるものになります。
また、トライアル雇用の場合は、国から補助金を受けながら、労働者を試して雇う責任があるため、雇用主は就労の内容を通常の業務よりも工夫しなければなりません。
デメリットとしては、トライアル雇用はお試しというものなため、期間が終了してしまうと同時に解雇されてしまうこともあります。
解雇される場合は、明確な基準がないために、理由がわからないまま解雇されてしまう問題点もあります。
また、就労体験の中身についても、企業側が国へ報告をするという義務はありますが、実際に意義のある取り組みが行われているかは審査されていません。
トライアル雇用は労働者にも雇用する企業側にもメリットが多くある制度ですが、デメリットもあるということを認識しておかなければなりません。
その職場でどのような仕事ができるのか、どのようなことが学べるのか、どのような場合に本採用にならないのかを企業側に確認することが大切です。

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